無罪か有罪か「トウ玉嬌事件」 中国ネット世論が左右 (産経新聞)
今、気になっていることは「刑務所受刑者の一ヶ月あたりの維持費」ですがこんなニュースがあります。
「正当防衛だ」「いや、当然殺人罪だ」。
中国のインターネットの書き込みなどで、ある事件が話題となっている。
湖北省の娯楽施設で先月に起きた「トウ玉嬌事件」だ。
上海市で昨年7月に公安庁舎に押し入り、警官6人を刺殺した楊佳死刑囚(執行済み)事件を例えに"女楊佳事件"とも呼ばれる。
5月10日、女性従業員のトウさん(21)が同省巴東県の県政府幹部1人を刃物でのどを刺して死亡させ、もう1人にケガを負わせた。
中国メディアによると、これら幹部がトウさんに対し、一緒に風呂に入るよう求め、拒否されると言動で侮辱。
札束で頭をたたいたとの指摘もある。
公安当局は「殺傷行為は過剰な防衛にあたる」として、殺人などの疑いで拘束した。
しかし、女性従業員の家族や弁護士が「不当な拘束」として抗議、県政府や公安当局に対する反発がネットなどで広がった。
抗議行動も起き、27日には湖北省北京事務所に30人ほどが詰めかけるなどした。
さらに10万人のデモが呼びかけられるなど事態は拡大、県政府などは負傷した2人の職員を免職や党籍を剥奪(はくだつ)する一方、司法当局もこのほど、トウさんに対する身柄拘束を解き、自宅監視に切り替えた。
日本なら当然、逮捕され司法処置されるケースだが、中国では官僚の横暴ぶりに対する民衆の反発と怒りは強く、きっかけさえあればいつでも爆発する状況にある。
ネット世論が政府に与える影響の大きさをも示すわけだが、事件を受けて、北京などではマッサージなどの風俗店を当局が立ち入り検査したり、摘発している。
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最終更新:6月6日10時13分